感覚過敏

歯周病の知覚過敏ではありません。
発達障害の現れ方の一つ。音や光に対して過敏に反応してしまう症状です。

先日、この情報を取り上げたテレビ番組を拝見し、症状を持つ方は大変なご苦労をされていることを知りました。

一般の人では無視できる程度の音、例えばスーパーマーケットの冷蔵庫の音がやたら大きく聞こえたり、電車内での携帯電話の操作音が非常に気になったり、音の攻撃で、大変疲れるそうです。
また急に大きな音がするとと、頭の中で反響して考えがまとまらなくなり場合によってはパニックを引き起こし、動けなくなるとの事。

こういった感覚異常は、個人ごとに把握の仕方が異なる為、客観的評価が難しく、あまり研究が進んできませんでした。

しかし昨今、大人の発達障害が注目され、その症状をもつ方が自覚し、自分の感じてきた違和感を表現できるようになり、少しずつ研究が進んできました。

一般の方と感覚過敏の方を比較し、音がどう感じられているのか、筋肉反応で測定した結果が、以下に記載されています。
発達障害 解明される未知の世界

これによると感覚過敏の方は65dB(A)程度の小さい音も、一般の方の90dB(A)くらいの大きい音に感じており、95dB(A)以上の音は、より大きな音で感じてしまうため、非常に音ストレスの大きい中で過ごしています。

ただ全体的に大きく聞こえるのではなく、真ん中ほどの音は、普通に聞こえたり苦手な周波数域も個人ごとに異なるようで、何らかの対策を各自で講じるか、耐えるしかないとの事。

テレビ番組では、ノイズキャンセリング付きのヘッドホンをつけ、低周波数帯の定常ノイズをカットすることで対策をしていました。
これでようやく他人と会話ができ、授業を聞くことができるようになったとの事ですが誤解も多く、相手に会話や授業を拒絶していると思われることもあるようです。
「会話をしたい」から、ヘッドホンをつけているのに。

「聞こえ」の問題は外見からは分からないので、難しい問題です。

このような課題を持った方の自衛措置の一つとして、周りに助けを求めるカード、「ヘルプカード」があります。

外出先で症状がひどくなった際、音や光の洪水にのまれ、パニックになったときに、このカードを掲げ、周りに支援を求めます。
大阪府/ヘルプマーク

各自治体からも提供されています。
このカードを掲げられている際には、ぜひ御支援いただければと思います。

(一)

歓声につられて

4月21日・22日に行われた「野毛大道芸」を観てきました。大道芸はほかの街やショッピングセンターでも観ることができますが、街のあちこちにステージが設置され、一度に多くの芸人さんを観られる「野毛大道芸」は、やはり一味違うと思います。今年は40組の芸人さんが出演し、パフォーマンスを披露してくれました。

大道芸では、アクロバット、ジャグリング、パントマイム、その他いろいろな芸がありますが、あっと驚く芸や危険な芸が披露されるステージが人気かというと、それがそうでもありません。どんな芸をやっているかよく見えなくても、人だかりが人だかりを呼ぶ構図になっています。

芸人さんは投げ銭が収入源。「となりのステージに負けないよう盛り上がっていきましょう。声を出す練習をしますよ~!」と言ったり、お客さんを半分に分け、盛り上がりの大きい方の前で芸をしてもう一方も盛り上がるようにあおったりして、上手く盛り上がりを演出しています。観ているお客さんの歓声、どよめき、拍手につられて、ほかのお客さんが集まってくる仕掛けです。

私は毎年のように野毛大道芸を観ていますが、完成された芸をクールに披露する芸人さんよりも、盛り上げ方が上手で、失敗もユーモアで笑いに変えながらやってくれる芸人さんのほうが好きで、応援したくなります。今回初めて観た「idio2(イディオッツ)」という2人組の芸人さんは、お客さんも巻き込みながらのユーモア溢れるパフォーマンスで、とても楽しめました(もちろん、芸の方もとても上手です)。

お近くの方は次回「野毛大道芸」をご覧になってみてはいかがでしょうか。

野毛大道芸のHP

(幸)

イヤホン使い分け

日々の運動不足を少しでも解消すべく、フィットネスクラブに時々行って軽くジョギングしています。その時に欠かせないのが音楽。ポータブルプレイヤーとイヤホンは必須アイテムで、走るペースに合うリズムの曲や、ペースアップするために気分の上がる曲、走った後のストレッチには落ち着く曲をかけたりします。

イヤホン選びには少し試行錯誤がありました。通勤に使っていた有線イヤホンを使用してみたら、走るとケーブルが体に当たってノイズを拾いまくり、耳からも落ちやすい。いくつか検討し、ワイヤレスの耳かけタイプで、ケーブルがノイズを拾わない構造のものにしました。走っている時に音質はあまり気にならないので、つけ心地やストレスフリー重視といったところです。また、アウトドア向けなので、耳穴をあまり塞がず周囲の音が聞こえて安心できるのも良い点でした。

仕事では音声を扱っているため、音の細部まで聞こえるヘッドホンを使用しています。ジョギング用の遮音性の低いワイヤレスイヤホンとは思想がずいぶん違います。

就寝時は、壊れても構わないような古いイヤホンを使っています。朝起きると体の下敷きになっていることがよくあるので…。

イヤホン、ヘッドホンにこだわりがある方は、もっと沢山の使い分けをしていることと思います。色々なこだわりを聞いてみたいものです。

(津)

«無意識に使っている「ヴァーチャル方言」