朝顔の季節

毎週木曜19:00からTBS系列で放送されている「プレバト!!」という番組を時々観ています。芸能人が俳句・生け花・料理・書道・水彩画などに挑戦し、その道の専門家がセンスのあり・なしを判定するバラエティ番組です。私は俳句のコーナーに登場する夏井いつき先生の添削を楽しみに観ています。情景を想像させるのがよい俳句だそうですが、そうするために元の句をどう直したらよいか、とても的確にわかりやすく教えてくれます。インテリ風の芸能人が優れた俳句を詠むとは限らず、意外な芸能人が名人になっているのも面白いところです。

番組を観ていると、全体が17音であれば「5・7・5」以外の場所で切れてもよいことがわかったり、季語が表す季節が思っていたのと違ったりと、毎回何かしら発見があります。8月17日の放送では「京都と朝顔」がお題でした。朝顔は夏の季語だとばかり思っていましたが、秋の季語なんだとか。季語は旧暦の二十四節気をベースに決められているので、現代の感覚とはどうしてもずれが出るのです。私は5月末から朝顔を育てていたのですが、種まきから約1か月半で咲くと聞いたのに7月を過ぎても咲かず、どうしたものがと心配していました。実際に咲いたのは8月末。二十四節気では秋に該当します。植物は正しく季節を知っているのですね。

(幸)

右利き・左利き

最近、人生で初めて骨折をしました。折れたのは右手です。 折れた直後は、酷く痛みましたが、一晩経つと動かしたり触ったりしなければ痛みを感じないくらいになりました。医者に診察して貰うまで、まさか骨折したとは思っていませんでした。 それよりも大変なのが、利き手が使えないことによる不便さです。

キーボードを打つ、ペットボトルを開ける、財布から金を出す等、両手が必要な場面も多いですが、マウスを操作する、箸を持つ、歯を磨く等、利き手ではないとやり難いことが多々あります。 今までは何も思っていませんでしたが、改札で右側にタッチしなければならないのも毎回不便に感じます。これも右利きの人が多いことを考慮した設計になっているのでしょう。

手には利き手、足には利き足があるように、耳にも利き耳があります。 手ほど差を感じないかもしれませんが、小さな音を聞くときに無意識に向けてしまうのが利き耳ということのようです。やや古い調査ですが、右利きのほうが少し多いようです。

『利き耳の分析(Ⅰ):「電話の受話器をあてる耳」の調査』論文のPDF

外見的には左右ほぼ同じものなのに、機能的には直ぐに代替不可能で厄介です。 あと半月ほどは、この不便に耐えなければなりません。

(光)

響橋

東京五輪に向けた準備がいろいろと進んでいます。 ここ横浜でも、野球やサッカーなど一部競技が開催される予定ですし、海外からの来訪者も増えたり、メディアに注目される機会も増えると期待しています。

ところで、戦前に計画されて開催されなかったという「幻の東京五輪」に縁のあるものが、横浜に今でも残っています。 それは、「響橋」という名前の橋です。 国道1号(第二京浜)の上という、人目につく機会の多い場所です。 幻の東京五輪で、マラソンコースの折り返し地点となることを予定して建設されたものです。 シルエットも印象的で、これまでに「かながわの橋100選」や「横浜市歴史的建造物」に認定されたのに加え、昨年には「土木学会選奨土木遺産」に認定されました。

土木学会選奨土木遺産の紹介ページ

「響橋」の名称ですが、美しいアーチ部分に音が反響することから名づけられたそうです。 現代では、下を通るのはもっぱら車で、その反響音では味気ないことになりがちですが、「響橋」という名前自体に味わい深いものを感じます。 先人たちのそうした感性に思いをはせる機会としても、これからも大切に使われていってほしい限りです。

(才)

«聞こえない音に癒される?