チャント

サッカーのワールドカップ2018ロシア大会が始まりました。 昔、仕事の関係でドーハ(1993年)とジョーホールバル(1997年)、悲劇と歓喜の2つの大会を幸運にも現地会場で見る機会に恵まれました。 今や日本代表の本戦出場は当たり前のようになっていることに、時の流れを感じます。

アフリカ・中東地域では、空き地があれば子供たちがサッカーをしている光景をよく見かけます。サッカーは貧しくても空き地とボールさえあればできるスポーツとして、この地域の国々では広く根付いており、とても盛んです。 現在欧州チームで活躍中の選手にも、この空き地出身の選手が多くいます。 また、かなり遅れてではありますが、今、東南アジア諸国でも徐々にサッカーの人気が高まっています。

各国の熱狂的な応援ぶりもまた、ワールドカップの面白みの一つ。 様々なチャント(Chant)も雰囲気を盛り上げますね。今大会ではアイスランドの出場とそのバイキングクラップが話題になっています。日本のJ1チームの勝利パフォーマンスでも使われているもので、ご存知の方も多いと思います。 逆に日本産のチャントが海外にも出ていっています。その中で今、密かにインドネシアのチャントが観客の揃い方・一体感で評判になっているようです。

さて、そろそろまたテレビ観戦の時間です。日本代表の応援もさることながら、スーパープレイの観戦で、テレビの前を離れられない期間が暫く続きそうです。

(模)

Iceland celebrations vs England in full: Slow hand clap

【日本産】海外に広まったチャント まとめ

水琴窟

GWの連休中、高校の同級生に誘われて「由比桜えび祭り」に行ってきました。
初めて行きましたが、「由比」という町。
東海道五十三次の16番目の宿場町ということもあり、古い町並みが所々に残っています。
桜えび祭りの帰り。同級生の一人がせっかくなので「さった峠」に行きたいとの事で寄り道。
その途中、昔ながらの建物が点在する中に小池邸という、中を見学できて休憩のできる建物があったので入ってみました。
(帰ってから調べてみたら、明治期に建てられた国登録有形文化財とのこと)
中で休んでいると、管理人?の方から声を掛けられ、ぜひ庭を見てくださいと。
きれいに手入れされた庭にあったのが水琴窟でした。

案内してくださった方が石の上に水を撒き、地中に挿した竹筒に耳を付けるように促されました。
耳を付けると水滴が水に落ちて反響する際の澄んだ音が聞こえてきました。
周囲が静かであれば竹筒を使わなくても聞こえると説明されましたが、その時は聞こえませんでした。
海岸線も近いので、夜であれば波の音と水琴窟の音の協演も可能かもしれません。
水琴窟をキーワードに検索をすると「水琴窟の音が体調不良の改善に役立つ」と真偽のほどは定かではありませんが、書かれている記事も見掛けました。

宿場町として栄えていた頃にも、もしかしたらこういった施設があって音で旅の疲れを癒していた旅人もいたのかも知れませんね。

今回の小池邸ではありませんが、以下のサイトで水琴窟の音を聞くことができます。
お時間のある時に少しばかりの癒しの時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
音風景/水琴窟の音

(将)

感覚過敏

歯周病の知覚過敏ではありません。
発達障害の現れ方の一つ。音や光に対して過敏に反応してしまう症状です。

先日、この情報を取り上げたテレビ番組を拝見し、症状を持つ方は大変なご苦労をされていることを知りました。

一般の人では無視できる程度の音、例えばスーパーマーケットの冷蔵庫の音がやたら大きく聞こえたり、電車内での携帯電話の操作音が非常に気になったり、音の攻撃で、大変疲れるそうです。
また急に大きな音がするとと、頭の中で反響して考えがまとまらなくなり場合によってはパニックを引き起こし、動けなくなるとの事。

こういった感覚異常は、個人ごとに把握の仕方が異なる為、客観的評価が難しく、あまり研究が進んできませんでした。

しかし昨今、大人の発達障害が注目され、その症状をもつ方が自覚し、自分の感じてきた違和感を表現できるようになり、少しずつ研究が進んできました。

一般の方と感覚過敏の方を比較し、音がどう感じられているのか、筋肉反応で測定した結果が、以下に記載されています。
発達障害 解明される未知の世界

これによると感覚過敏の方は65dB(A)程度の小さい音も、一般の方の90dB(A)くらいの大きい音に感じており、95dB(A)以上の音は、より大きな音で感じてしまうため、非常に音ストレスの大きい中で過ごしています。

ただ全体的に大きく聞こえるのではなく、真ん中ほどの音は、普通に聞こえたり苦手な周波数域も個人ごとに異なるようで、何らかの対策を各自で講じるか、耐えるしかないとの事。

テレビ番組では、ノイズキャンセリング付きのヘッドホンをつけ、低周波数帯の定常ノイズをカットすることで対策をしていました。
これでようやく他人と会話ができ、授業を聞くことができるようになったとの事ですが誤解も多く、相手に会話や授業を拒絶していると思われることもあるようです。
「会話をしたい」から、ヘッドホンをつけているのに。

「聞こえ」の問題は外見からは分からないので、難しい問題です。

このような課題を持った方の自衛措置の一つとして、周りに助けを求めるカード、「ヘルプカード」があります。

外出先で症状がひどくなった際、音や光の洪水にのまれ、パニックになったときに、このカードを掲げ、周りに支援を求めます。
大阪府/ヘルプマーク

各自治体からも提供されています。
このカードを掲げられている際には、ぜひ御支援いただければと思います。

(一)

«歓声につられて