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2005年12月

声を「見る」、「触る」

みなさんは声を見たことはありますか? また触ったことはありますか?声を見ると言っても最近流行の科学マジックとまでは行きませんが、皆さんが良く使うパソコンで声を見ることができます。簡単な方法は、WindowsのSound Recorderで録音して、波形(波のようにぎざぎざしたグラフ)を見ることができます。波形で見ることができるのは、声の時間的なつながりと音の強弱(大きい・小さい)です。更に声が高いとか低いとか、はっきりした声とかざらざらした声とかを見たい場合には、周波数分析を行って、スペクトログラムを作ります。これはいわゆる声紋と言われるものです。このスペクトログラムを見ると、どんな高さの音が混じりあって声が出ているのか、よーく見えます。

声を触るというのは、一体どういうことでしょう? 答えは簡単です。ちょっと大き目のスピーカのコーンの部分に指先を当ててみてください。指先に振動を感じるはずです。健常者の方は何も声を触る必要は無いかもしれませんね。しかし聴覚障がい者の方が、発話を憶える際には、昔は風船を膨らませて、先生が風船に口をつけてしゃべった声を、肌で感じると言ったようなこともやられていたのです。また失語症のリハビリテーションでは、脳への五感を使った刺激をということで、アニモの「花鼓Ⅲ」では、「振動子」を開発して、声を触ってもらうことでリハビリの効果を高めることを行っています。

参考に「花鼓Ⅲ」第3段階の話ことばの練習で使用されている”振動子で日本語が持つリズム・イントネーションを感じ取れる”訓練音声をお聞きください。
*音声内容->”あつあつスープ”

(鈴)

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思い出の音

いろんな会社に打合せに出かけるのですが、稀にオフィス内には音楽が流れていたりします。

ついついその音楽に対する話題になったり、それが”なつメロ”だったりするとそれを耳にしていたあの頃にタイムスリップしてしまいます。

先日の打合せでは何故か松田聖子ベストのようなBGMがかかってました。

聖子ちゃん世代よりかなり下のスタッフの子のCDらしいのですが、私はやっぱりタイムスリップしてました。

私の実家には「音楽部屋」なるものがあったのですが、もう頭の中は完全に実家の音楽部屋にいる気分でした。姉が「聖子派」だったのでよく耳にしていたのです。音楽部屋の白い壁と緑の天井が目に浮かびました。

音や音楽をKeyにして、それを聞いていた当時の色々なことを思い出すことがあります。私の中では音楽と記憶がかなりリンクしているみたいです。

童謡はいかがですか

音というのは目に見えないし、形無いものだけに実感がないのだけど生活している中で、それぞれが自分の「音」と「風景」をリンクして大事な思い出となっているんですね。「音」というものが、より身近、不思議に感じた経験でした。

ちなみに顧客の担当者は「明菜派」。私は「キョンキョン派」でした。

(純)

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音の持つ「感性」

テレビ等で、自分が今まで実際に聴いた事が無い音声が流れると、「本当にこんな音が鳴るのか?」と思うことがしばしばあります。例えば、墓地のシーンで流れる「ヒュードロドロドロ」という音。これは、「幽霊が現れる音」として使われることが多いですが、実際に幽霊が現れた時、こんな音が鳴ったことがあったのでしょうか。いや、ありません。この音は江戸時代から歌舞伎で使われた「擬音」です。この音を鳴らす専用の楽器があり、名前も「ドロドロ」と言うそうですがまさしく誰が聴いても「恐い」と感じさせる音です。作った人がどうして思いついたかはわかりませんがきっと凡人離れした「感性」を持っていたのでしょう。

「ヒュードロドロ」の音

人間の声に関しても同じように、普通に喋っていても「恐い」印象を与える人や「優しい」印象を与える人もいます。弊社ではこういった「声」から受ける「感性」の数値化を試みています。声の「感性」が数値化できれば、それを生かせる場面がわかり、直す方法を知る大きなヒントとなります。

全ての人間の声がもっと生かせる世界を目指して。。。

(課)

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クラシック♪

何をやってもうまくいかない時ってありますよね?気分を変えて外に出てみれば、夕立にあったりと・・・(^^;

特に仕事で行き詰ると、すべてを捨てて逃げ出したくなりますよね?(僕だけかな)
そんな時、僕はクラシックを聴いちゃいます。クラシックって「アルファー波」が出ているらしくと~っても落ち着くんですよね。よく妊婦さんにクラシックを聴かせると良いなんていいますが、あれは胎教にとてもいいからなんですね~。

ちょっといらいらが募ったとき、上司に怒られてBlueになったとき。クラシックを聴いてみてください。きっと次の日にはポジティブになれるはず!

クラシックファンでない方も、ぜひお試しください。

(雄)

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体を使うとことばが出やすい

赤ちゃんは体を使ってしゃべりだすと言われております。ことばを獲得すると体を使わなくとも、しゃべれます。

母音の「あ」は、両手・両腕を胸の前から大きく広げれば自然に「あ」が出やすいです。母音の「お」は「あ」の逆です。両手・両腕を大きく広げてから腰の前あたりで、両手・両腕で「O」の形を作ってください。自然に「お」が出ます。その反対は、出にくいはずです。「え」は両肩をぐっと持ち上げて見てください。「ぱ」は両手の手のひらは結んで開けば自然に出ます。

以上の体を使ってことばを出すやりかたは、脳梗塞・脳血栓で左脳の言語野に障害を受けて、ことばを失った失語症患者さんへの「ことば」の回復訓練、言語リハビリテーションに使われております。

(河)

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