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2007年5月

「好みのイヤホンは?」

いつも通勤時にはiPodで音楽を聴きながら通勤しています。iPod購入後の数週間は標準のイヤホンですごしていましたが、それでは物足りなくなり、お店で試聴をしながら気に入ったイヤホンを購入しました。

購入してから数ヶ月、満足はしていたもののだんだんと、聞き飽きてきてしまいました。
新しい物を買う気は無いものの、イヤホンを探しながらWebを眺めているといろいろな評価があります。
結局行き着くところは「自分の好みの物を選ぶ」事なんですがやはり他の人の意見も気になります。

そこでふと、身近な人でイヤホンの聞き比べをしてみたら面白いのではないかと思い、社内の人の協力を得てイヤホンの収集と評価をまとめてみました。

以下、評価のまとめ。
○プレイヤー
iPod nano(第二世代)

○イヤホン
No1(iPod付属)
No2(密閉型、約3,000円)
No3(半密閉型、約10,000円)
No4(密閉型、約10,000円)

○再生曲
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト
オリジナル・サウンドトラック (9曲目:運命の輪)

●評価結果
★説明
I.それぞれのイヤホンで試聴を行い順位(1~4位)をつける。
II.Noはイヤホンの番号。
III.()内は好みのジャンル。
IV.評価項目説明
    低音:低音域がよく出ている。
    高音:高音域に伸びがある。
    装着:装着感。
    好み:自分に合っている。

Aさん(Classic)

No 低音 高音 装着 好み
1 3 3 3 3
2 2 4 4 4
3 4 1 2 2
4 1 2 1 1

Bさん(Soul)

No 低音 高音 装着 好み
1 3 3 1 1
2 2 2 3 3
3 4 4 2 2
4 1 1 4 4

Cさん(Rock、POPS)

No 低音 高音 装着 好み
1 3 3 4 3
2 4 4 1 4
3 2 1 2 1
4 1 2 3 2

Dさん(女声ボーカル)

No 低音 高音 装着 好み
1 4 4 3 4
2 1 3 2 2
3 3 2 4 3
4 2 1 1 1

考察:
・聞き比べの結果、「低音・高音」が良いから必ずしも評価が高いわけではなく他の要因としてイヤホン個々の音の作りの違いがあると思われる。
・少なからず、「装着」も好みに影響を及ぼしている結果の様にも見られる。
・質的には「No.3」「No.4」が価格のグレードが高い事もあってか、「好み」の評価が集まっている。

・「No.1」は唯一密閉でない物で密閉が合わない人には装着しやすさもあり好き嫌いが分かれる。
・「No.2」は「好み」も「装着」についても評価が割れる形で好き嫌いの違いがはっきり出る。
・「No.3」は複雑な形からか「装着」の評価は割れ、「低音・高音」評価は高くないものの、「好み」に関しては高い位置にいる。「高音」の評価が割れているところに「好み」の違いがあるのかもしれない。
・「No.4」は全体的に評価が集まっているものの、「装着」で評価が割れている。

個人的に:
少ない時間での評価の為、「装着」についてはしばらく使ってみることにより評価が変わってくると思います。「好み」については「No.3」の繊細で綺麗な感じの音か、「No.4」の低~高域までしっかり出る音かでの好みが分かれたように思います。この二つがやはりいい音だと思いますが、もう少しいろいろな音楽を聴いて違いを楽しんでみたいと思います。
また、曲については短時間で評価できそうな曲+個人的趣味で、イヤホンの特性に合ってない事もあり評価が落ちたものもあると思います。

イヤホン、ヘッドホンを購入する時には、他の方の意見を参考にしつつ、お店で試聴をして自分に合った物を探して、音楽を聴くと楽しみが増えてもっと音楽を好きになる事ができると思います。

(秋)

「エギゾーストノートへのノスタルジア」

ガキの頃は、走ってきた車の種類を、音だけで当てられるような、牧歌的な時代だった。

まだそんなに車は多くなかったので、騒音規制もゆるかった。ガソリンエンジンもまだまだ黎明期の雰囲気を色濃く残し、いろいろな方式のエンジンを各社が競っていたから、音にもずいぶん特徴があった。

現在のモーターハイブリッド車など、走ってくることに気がつかないほど静かなので、隔世の感がある。

ガソリンエンジンにどっぶりと浸かって育ってきた世代としては、アメ車の318cui V8のドロドロした音とか、フェラーリF1のV12エンジンの咆吼とか、何とも郷愁をそそられてしまう。

こういう古い世代は、エンジン音のことをエギゾーストノート、などと言ったりする。そういえばエギゾーストノートを収録したレコードなんていうのも売られていた。当時は、ロールスロイスは静かで音が録れないので、玉砂利の上を走った音を録っていたりした。今ではロールスロイスよりプリウスの方が全然静かだ。

日本より自動車文化の長いヨーロッパでは、エンジン音に対するこだわりが強いのか、F1の騒音規制もまだだいぶゆるく、F1はサーキットで相変わらず爆音を響かせている。最近ではルノーF1 V10エンジンの歌、"We are the Champions"も話題になった。

一方、モーターハイブリッド車のような無音の車は道を外していると思う。人間同士だって、近づいていくときは「やぁどうも」とか声をかけながら近づいていくのがコミュニケーションの基本だ。黙って近づいてくるやつはよからぬことを考えていると相場は決まっている。

ハイブリッド車が「どうもどうも、ちょいと通りますよ。」とか言ってくれれば、未来もずいぶん明るいかもしれない。:-)

↓エンジン音が紹介されているサイトがあります。
フェラーリ F430 MAZDA

(渉)

「地層を伝える音」

『人がいないのに足音が聞こえたり、
 いろんなケモノがでてくるかもしれないから気をつけてね。』

ロープ一本でどこでも降りていくといわれるその先輩は、どうやって気をつけるのかまでは教えてくれず、深夜の富士山麓の山の中に、地震探査の観測のために懐中電灯とラジオ、テープレコーダと受振器を残してさっていった。

地震探査は、ダイナマイトなどで人工的に発生させた振動の到達時間を観測して地層構造を調査するもので、人々が寝静まった丑三つ時に行われる。

振動は、受振器で電気信号に変換されて録音される。確か当時、発破時刻からの到達時間を計るために、ラジオ放送と一緒に録音していたように思う。

受振器は、かなり細かな振動まで拾うので、モニタしていると立ち去る先輩の足音などもピコピコと聞こえてしまう。確かに、何者かの足音やよからぬものの気配なども聞こえてしまいそうだった。

深夜の森の中は、以外とにぎやかで、風に揺れる木のざわめく音や、なぞの動物の鳴き声が聞こえたりして、先輩の吹き込みもあって、あまり落ち着いていられない。何かの時に役立つ手ごろな木の枝がないかとか、懐中電灯は火と思ってもらえるのかしらとか、バカなことをいろいろ考えて待つうちに、観測時間となった。

テープデッキを録音状態にして、何分か待っただろうか、『ビロビロビロビロ~』と予想よりも大きな振幅で、何キロか先で起こった最初の振動が、音となって聞こえた。間隔をあけて何回か繰り返して伝わるの振動を聞くと地層構造を音で感じられるような気がした。

(和)

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