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2007年6月

「音による非破壊測定」

友人と飲んでいて、デザートに出されたメロンを食べながら話題に上がった話です。
話の内容は、駅前でワゴンにたくさんのメロンを乗せて販売している光景を良く見かけるけど、ああいう所で売っているメロンってどうなの?というようなものでした。友人によると、看板はかなり安く書いてあるが、あれは客を集めるための広告であり、実際、その安い値段で買えるのは、スーパーでも見かけない極小サイズだそうで、普通のサイズは、かなりの高価な値段になっているそうです。また、試食をさせてくれて、それがとてもおいしくても、実際、売るメロンはそこまで熟していないことも多いそうです。

友人の話を聞きながら、ふと、テレビでやっていた「おいしいメロンやスイカを切らずに判断する方法」を思い出しました。その方法とは。。。そう、「叩く」のである。「叩いたときの音の響き」で判断するのです。

メロンとスイカでは少し異なり、次の通りらしい。

高く硬い感じの音 :まだ若い(メロン、スイカ共通)
低く鈍い音    :メロンは食べごろ、スイカは熟し過ぎ
高くも低くもない音:メロンはまだまだ、スイカは食べごろ

判断の表現としては、とてもあいまいですが、農家や業者の方は、経験上このように表現しているようです。
かなり経験が必要で難しそうなので、音で判断できるなら経験や感覚的ではなく「音の成分を解析して数値として判断できるのでは?」という話になり、少し調べてみました。

1.三重県科学技術振興センター農業研究部「携帯型打音計および近赤外分光法による. メロンの熟度・糖度の非破壊測定
2.関東東海農業「メロン果肉硬度の非破壊測定
3.静岡県農林技術研究所「メロン果実の熟度判定装置

1個30,000円もするメロンが存在するご時世だけあって、しっかり研究もされているんだなぁと、すこし感動を覚えました。

なお、スーパーに並ぶメロンやスイカは、すでに、この判断工程を終えて来ているので、よっぽど外れを見つけない限りは、叩いても差を確認することは難しいらしいです。

(土)

「水の音」

水の音と思い浮かべると,やはり松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」ですかね。様々な水の音がありますが雨音,川のせせらぎ,波音。同じ水なのにいろいろな音を聴くことができます。

日本ならではの水琴窟がありますが水琴窟は甕の中に水滴が落ちて反響する音が水門から立ち上って心地良い音がします。同じ水滴でも水道から垂れる「ポタ,ポタ」の音とは全く感じ方が違います。これは逆に不快です。

趣味で海に行くことが多いので「波音」を身近に感じます。「波音」は様々変化しますが小波が水辺で「パシャー,パシャー」,目を閉じて聴いていると心地良く落着きます。何も考えないでずっと聴いていたいそう思います。

この様に心地良くなれるのは「1/f ゆらぎ」の法則なるもののようです。規則性はないがある法則性をもつ原則。これはあらゆる自然現象の動きの元となる法則の様です。たとえば

・波のさざなみ ・小川のせせらぎ ・炎のゆらめき ・そよ風など・・・。

これは私たち人間の生体のリズムも同じであり,つまり心拍・生体のリズムが1/fゆらぎと同じであるその環境下ではヒトはα波を発し,快適にリラックスして過ごすことができるというわけです。

1日1回リラックスタイムはいかがでしょうか?

波のさざなみ(20秒)

(直)

「ノイズキャンセリング・ヘッドホン」

通勤途中に、iPodで英会話の教材やオーディオセミナーを聴くのを日課にしているのですが、電車の中だと言葉を聴き取りにくくて困っていました。

そこで、最近話題のノイズキャンセリング・ヘッドホンを買ってみました。

「騒音を4分の1に低減する」という売り文句なのですが、確かに結構効果があります。 電車の中で講演音声を聴くと、かなりはっきり言葉を聞き取れるので非常に便利です。 特に新幹線で使った時は効果抜群でした。

ただ、「ヘッドホンをつけた瞬間に静寂の世界が訪れる」といったものではなく、あくまで”騒音”を低減する、というものなので、騒音以外の普通の音(人の声など)は通します。(安全上の問題もあるので、当然といえば当然ですね)
なので、騒音がある程度大きい場所で使わないとノイズキャンセルの実感はありません。また、普通の音楽を聴く分には、さほど違いを感じません。

その辺を踏まえた上で、気になる方は是非試していただきたいと思います。

今回は、試しに買ってみたので安めのものにしましたが、次は本格的なものを買っても良いなあ、と思いました。良いものだと、騒音が10分の1未満になるようです。値段が1桁上がるのが考えどころですが。。

<ノイズキャンセル機能をバーチャル体験できるページ(SONY様サイト内)> http://www.aii.co.jp/contents/smojsdmk/headphones/special/noisecancelling/

(武)

「カタカナ語」

先日のサッカー日本代表の試合が行われた埼玉スタジアムは青一色に統一されたスタンドとサポータの声の力で相手チームを威圧してましたね。

実際にはスタジアムに行けなかったのでTV観戦をしているとサッカーの解説者は基本的にカタカナ語が多いことになんとなく気付きます。

外国から来たスポーツと言ってしまえば終わりですが解説者だけでなく雑誌などの文章でもサッカー用語はとにかく「カタカナ語」が多い。

バイタルエリア、アプローチ、プレッシャー、アジリティ、チャレンジ、アタッキングゾーン・・・。実際、何気なく自分としても使っている言葉が多い。

専門用語=共通言語(共通イメージ)は必要なんだと思う。瞬時に同じイメージを共有できる言語は、ほぼ試合が切れること無いサッカーというスポーツではチームプレーを充実するためにも、味方に情報を伝える「言葉」が重要と思う。

それが日本語でも英語でも韓国語でも、特に大切だと思うのは味方に瞬時に的確に意思を伝えることができるか、指示できるか。それによってチームとしてスムーズにプレーできるか。

しかし、カタカナ語では曖昧になってしまうところも凄く多くある気がする。実際「アプローチが悪い」と言われれば大まかなイメージは掴めるけど、 「ボールへの寄せが悪い・甘い」とか、「ボールを持っている敵からの距離が遠い」の方がイメージは掴みやすい。

「バイタルエリア」にしても、「ペナルティエリアの手前」とした方が圧倒的に分かりやすいと思う。

10数年前に冬の選手権出場を目ざしていた僕のチームでは、誰も「チャレンジ」も「アプローチ」も使ってなかった。それでも、僕やチームメイトがプレーに戸惑うことはなかった。

ただ実際、試合中にも、TV中継中にも長々話すことは出来ないので、瞬間的にイメージを伝えるという点で、日本語より「カタカナ語」のほうが使いやすいと、洗練されてきたんだと思う。

母国語=日本語を大事に思いつつ、普段のコミュニケーションくらいはなるべく綺麗な日本語を使いたいと思う。

(信)

「うぐいす」

毎年春になると、我が家にはうぐいすがやってきます。早春から、5月も終わろうとしている今もまだ、縁側の向こうに添水の溜まった水を求めて、そのかわいらしい姿を見せてくれています。しかし、なんといっても私達に季節の到来を知らせてくれるのは、そのさえずりですよね。

「ホーホケキョ!」というのが完成形なのでしょうか。最初のうちは「ほ~ほ~・・・ほぉぉ・・・きょ・・き・・・」と情けない声で終わってしまうことも。「あらあら」と思っていると、近くで娘が「まだまだ練習中なんだね。 ガンバッテ~」なんて声をかけていたので、調べてみると。。。

その通りでした。若鳥は幼い頃に聞いた他のウグイスのさえずりを覚えておいて、次の春にそれを思い出しながらさえずる練習をするのだそうで、その過程のことを「プラスチックソング」とか、「ぐぜり鳴き」と言うそうです。そして、さえずりをすでに覚えているはずの大人のうぐいすも、毎年春先にはこの「ぐぜり鳴き」のような状態を経て、上手なさえずりができるようになっていくそうです。「まだ調子が出てないな~」という感じでさえずっているのはこの「ぐぜり鳴き」なんですね。

練習中の未完成なさえずりが全部筒抜け!なのは彼らにとっては不本意かもしれませんが、またそれが微笑ましく、娘と一緒に、ガクっとずっこけてみたり、うまくいけば目配せをして手を叩いたりして楽しく過ごす一日はとても幸せな瞬間です。

成鳥のさえずり(20秒)

若鳥のぐぜり鳴き
http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/ikimono/thema/02/setsumei/ugu06.html

(晶)

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