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2007年11月

「運動会」

先月は運動会が開催されたところが多かったのではないでしょうか。この「運動会」が、実は日本オリジナルのイベントであることを最近知りました。一見、陸上競技大会やスポーツ大会のようですが、よく考えてみますと、変な競技(?)がたくさんあります。パン食い競争、スプーンリレー、二人三脚、大玉ころがし、玉入れ、棒倒し、組み体操、フォークダンスなどなど。

運動会の発祥は、明治29年に初代文部大臣の森有礼が、横浜の外国人居留地で陸上競技会を見て、体育教育に有効と考え、全国の学校で「運動会」を催すよう訓令を出したことによるそうです。ただ、具体的な内容までは指定しなかったため、各地域の事情に合わせ、お祭り等と一緒に行われ、地域イベントとして成立していったという経緯があり、その過程で住民参加型の様々な「競技」が生まれたようです。

ところで、運動会で特徴的なのは、なんと言っても「音楽を流すこと」ではないでしょうか。BGMを流しながら競技を行うなんて、運動会ならでは、ですよね。特に、運動会でよく使用される有名なこの曲、日本以外ではほとんど知られていないとか。(近年、日本製のゲームで使われたことから、逆に海外でも知られるようになっているそうです。)

ヘルマン・ネッケ作曲「クシコス・ポスト」 [quoted from Free-scores.com] (40秒)

(元は2拍子のピアノ曲ですが、運動会用の実用CD集などでは、小オーケストラ+ドラムスによって8beatで若干ポップス調に演奏されているのが可笑しい。)

最近は、住民参加型の伝統的スタイルの「運動会」は減る傾向にあるそうですが、陸上競技大会でもなくスポーツ大会でもない、万国旗はためく日本考案のこのイベントが牧歌的に続くといいな、と思います。

(佐)

「無限音階」

心理学で錯覚というと例えば「ルビンの杯」なんかのように(白色を中心に見ると杯に見えて、黒色を中心に見ると2人が顔をつき合わせている絵に見える。)、変な絵が良く出てくるのですが、音に関しても同じような現象があります。

空耳なんかもそうですが、他のものをご紹介します。シェパードトーン(Shepard Tone)という方が考案した「無限音階」という現象があります。言葉の通りで無限に音が上がって(下がって)いるように聞こえるというものです。

実際には無限に音階が上がっているわけではなく、基本周波数をひとつ選択して、その倍音の組み合わせと音量を調節することで実現させています。

実際に聞くとこんな感じです。 (13秒)

この音声は
http://www-antenna.ee.titech.ac.jp/~hira/hobby/edu/sonic_wave/sh_tone/WMA/sh_tone2.WMA
を編集しています。

ほかにも、実際には聞こえないのに聞こえてしまう現象があり、聴覚心理学で研究されています。また機会がありましたら紹介いたします。

(篤)

「ロードノイズ」

車を運転しているとタイヤが路面と接触しロードノイズが聞こえてきます。この音を心地よいと思うか嫌な音と感じるかは人によりさまざまですが私は前者になります。

最近の車は静粛性を高めたタイヤが主流で、自分が乗っている車の標準装着タイヤもそうでした。確かに乗り心地は良いのですが何かもの足りなさを感じタイヤ交換の際にスポーツタイヤへ履き替えました。このタイヤは驚くほどグリップが良く急カーブで勢いよく進入しても「キーキーキー」と音がなる事はまったくありません。

その半面、静粛性は非常に悪くタイヤから「ゴーーー」というロードノイズが伝わってきます。特に高速道路ではひどく当初想定外でしたが、最近では非常に心地よく「運転してるなぁ」と実感させてくれます。

(行)

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