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2008年6月

「韓国の地下鉄」

先月、韓国に出張に行ったときのことです。
金浦(韓国)空港につき、案内所で地下鉄で明洞までの行き方を訊ねました。
韓国の地下鉄も東京の地下鉄のように張り巡らされていて一見引いてしまうくらい難しい物で、そのせいもあって案内の人も難しいからタクシーで行った方が良いとのことでした。結局行きはタクシーで明洞へ行き値段は40,000ウォンでした。

そして翌日は、明洞から目的地へ行くには地下鉄にすることにしました。
日本で言えば電車での案内と言えば、到着駅の日本語アナウンス、英語アナウンスです。韓国も同じで韓国語と英語でのアナウンスが車内で流れます。その他に韓国の地下鉄で気がついたのが乗り換えのある駅に到着する時には音楽が流れると言う事です。
アナウンスとは違う音(音楽)が流れると言う事はそれだけで注意を引き意識します。土地勘がない・つたない英語のヒアリングでは心もとない自分にはなおさらです。
何度か乗っているうちに窓口で切符を買ってみたりと、だんだんと慣れてきて地下鉄マップ上ならどこでもいけそうなくらいになりました。

帰国の日には、地下鉄で空港まで。乗り換えは2回程度ありましたが難なく到着。
行きに40,000ウォンかかった交通費が帰りはおよそ1時間弱(約17駅)乗って1,300ウォン。韓国の地下鉄は安いですね。

最後に、私は違った土地に行った時に感じる色々な習慣の違い(切符の買い方や、エスカレータの立ち位置、など・・・)や街の音、乗り物の音など、その違いが名所見物よりも楽しかったりします。
皆さんはどうでしょうか?

(秋)

「庭で楽しむ音 その3」 

このブログの中で『庭で楽しむ音』と題して2度ほど水琴窟などのことを書きました。その文末で、添水や鳴子のことは改めて、と言っていましたが、今回はその内の「添水(そうず)」の話です。

「添水」は一般的には「鹿威し」と言われているものですが、厳密には少し異なります。「鹿威し」の「鹿」は鹿だけでなく田畑を荒らす獣をひっくるめていうものです。つまり田畑を荒らしにくる獣を「威す」道具・仕掛けのことを「鹿威し」といい、その一つに「添水」があります。

「添水」の仕組みその物は極めてシンプルです。竹筒の中に水をためることにより竹筒の重心を移動させ、その結果、竹筒をひっくり返してに石を打ってコンと大きな音を出します。その瞬間に竹筒内部の水がこぼされ、反動で竹筒は元のポジションに戻り(この瞬間にも音がでます)、再び次の「コン」に向かって水をためます。

溜まった水によって竹筒がひっくり返った時にでる音と、空になった竹筒が元のポジションに戻ったときに出る音のリズムが庭をめでる時の間にマッチし、遠州公によって改良の上で茶庭に取り入れられました。獣を威すための「音」に、人間は風流を感じてしまったようです。

添水(26秒)

現代社会の中では、日本庭園や寺院などの特別な場所でしか見る(聞く?)ことができなくなってしまいましたが、元々は日常生活の中から生まれた先達の知恵であり、かつては日常の中に当たり前に存在していたものでした。

ということは、現在の「当たり前」はもしかすると何十年かのちには「当たり前ではなくなっているのかもしれません。

(裕)

「カエル 愛の歌」

今年もまたジトジトとした梅雨の時期がやってきました。

私が子供の頃には、家の近くに小川や田んぼがあり、春に孵ったおたまじゃくしがたくさん泳いでいました。
ちょうど、梅雨の頃にカエルに姿を変え一斉に「クヮクヮクヮ」とアマガエル「ケロケロケロ」とトノサマトガエルが大合唱を始め、うるさいくらいでした。カエルの歌が聞こえてくるよ~♪とまさにカエルの歌が聞こえていた懐かしい時代。

実はカエルの合唱は、オスがメスを呼び寄せるための「愛の歌」だそうです。だから、隣のカエルには負けられないと美声を競って合唱になってしまうんですね。今では、小川や田んぼも埋め立てられカエルの合唱を聞くこともなくなりました。

カエルの合唱(13秒)

どこに行けば昔懐かしいカエルの合唱を聞くことができるのでしょうか!?行き場を失ったカエルたちの悲しい歌声が聞こえてくるような気がします。

余談ですが、先月12日に中国四川省で起きた大地震前には、数十万匹のヒキガエルが一斉に移動するという異常現象があったそうです。何かを察知する能力にも優れているのかもしれませんね。

(晴)

「声のマニュアル」

最近、駅構内や大型商業施設内でAEDを見かけることが多くなりました。AEDとは、自動体外式除細動器のことで、心肺蘇生を行うことを目的として心臓に電気ショックを与え、正常な動きに戻すための医療機器です。2004年7月からは、緊急の場に居合わせた一般市民も使用できることになっています。

この装置、どうやって使うのかというと、使用時に音声案内が自動で流れ、それにしたがって操作していけばいいようになっています。いわば、声のマニュアルがついているのです。

ここで、音声は非常に重要な役割を果たしています。
AEDでは、「いつ何をどう操作すればいいか」という情報を伝えるために、音声情報が持つ「時間軸」という特性を、最大限に生かしています。音声は、文字の説明書とは違い、操作の順序とタイミングの両方について指示が出せるのです。
もし文字で「10秒たったらこうします、さらに30秒様子を見てからこうします」などと書いてあっても、一刻を争う現場では混乱するばかりでしょう。

このような、操作の手順とタイミングとを合わせる必要がある製品といえば、身近なところではカーナビゲーションがあります。こちらは、状況に応じてタイミングよく指示を出すところに、各メーカーのノウハウがあるようです。

音声案内によって初めてでも使えるようになっているAEDですが、緊急時に落ち着いて使えるかどうかは、自分次第。消防署や日本赤十字社で開催されている講習会を受講して、一度体験しておくのもいいかもしれません。

(佐)

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