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2008年11月

「ミッシング・ファンダメンタル」

人間の聴覚で起こってしまう現象の一つです。

ピアノでド、ミ、ソを同時に押すと、ドの音の高さが聞こえてくると思います。
ここでドをなくし「ミ、ソ」を同時に押すとミの音の高さが中心になってドの音の高さは聞こえてこないはずです。

ですが、実際に聞くとドの音の高さも聞こえているように感じます。

このように、基になる倍音がないのにもかかわらずその基になる音も聞こえてきてしまう現象のことをミッシング・ファンダメンタルと言います。この現象は耳で聞いているのではなく、脳で聞いていると言われています。

実際にこの現象を利用して、低域強調をおこなうことに利用されていたりします。過去にデモレベルではありますが聞いたことがあり、低域強調されているなと実感できました。意外なところで使われているんだなとこのデモを聞いたときに思いました。

また機会がありましたら、面白そうな聴覚の現象を紹介いたします。

(篤)

「忍野八海(おしのはっかい)」

今年の夏に忍野八海(おしのはっかい)に行ってきました。忍野八海といっても海でも、お酒でもありません。山梨県忍野村にある八つの池の総称です。忍野八海はただの池ではなく、富士山の伏流水、つまり湧き水で出来ています。

忍野八海の湧き水は、富士山に降り積もった雪解け水が、地下で約80年の歳月をかけてろ過されて湧き出たものでとても澄みきっていて透明度が高く、泳いでいる魚どころか池の底まではっきり見えるほどです。

また、耳を澄ませば湧き水のあふれでる音が聞こえてきます。静かでさわやかな音で心がなごみます。池のまわりには茅葺民家や風車など日本の原風景が広がり情緒的でした。ここから眺めた富士山は普段みる富士山とは違う様相をしており格別でした。

今度は雪景色の忍野八海を見てみたいなと思っています。

(行)

 

「音の壁(Super Sonic:超音速)」

飛行機が音速を超えたのは、いつだと思いますか?
それは、1947年の米国のX-1というロケットエンジンを搭載した実験機が初めてだそうです。これは終戦の2年後ですね。

その当時は、音速を超えるということにとても心理的な恐怖があって、本当に何か硬い壁があるのではといったことが真面目に心配されていたそうです。

ところで、音速は時速1,200kmぐらい(秒速340m)です。
第二次世界大戦当時は、ジェットエンジン、ロケットエンジンが大戦後期に出てきましたが、当然主流はレシプロエンジン+プロペラの戦闘機でした。
日本と米国の代表的な戦闘機の速度は、ゼロ戦:560km/h、烈風:624km/h、F6Fヘルキャット:610km/h、F8Fベアキャット:678km/h、F4Uコルセア:717km/hなので、水平飛行では全く音速に近づけません。急降下時には1,000km/hぐらいまで出せた機体もあるとのことですが、それでも200km/hぐらい不足。レシプロ機では音速は超えられなかったのでした。

むかし、松本零士氏が書いた短編の漫画でも、レシプロ戦闘機の急降下で音速を超えるストーリーがありました。

ちなみに、最速の戦闘機は、旧ソ連のMiG-25フォックスバットのマッハ3(3,760km/h!)だそうです。そして、私たちが乗るジャンボジェットのような旅客機の巡航速度は、900km/hぐらい、2003年に飛ばなくなったコンコルドは、マッハ2で飛んでいたそうです。
一度は乗ってみたかったものです。

(鈴)

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