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2009年1月

「キッチンの騒音」

およそ1年前に家を建てなおしたのですが、ちょっとした問題に悩まされています。
うちの1階は、対面式カウンターキッチン、ダイニング、リビングとつながっています。
問題は、リビングでテレビを見ている最中に、シンクで洗い物を始めると、テレビの音が水の音で消されてしまうことです。

定期点検があったので、その問題を担当の人に聞いてみたところ、最近の家は機密性が良いので、音の逃げ場がないため残響が残るとのことでした。
アドバイスとして「洗いものをするときは窓を開けてみてはいかがですか?」と間抜けなお言葉を頂きましたが、当然解決策になりません。
こんなに残響が残るのなら、壁に吸音素材などを張るなど検討しておけばよかった。と思っても、今となっては後の祭りです。
また、サイレント・シンクという、シンクの振動を抑制し、シンクに水があたる際の音等を軽減する機能を持っている優れものがあるそうですが、今さら付け替えもできないし・・・

で、とにかくシンクから音がでなければ良いのでは?ということで、ちょっと調べてみたところ、同じような悩みを抱えている方は多いようで、対策もありました。
代表的な方法が自動車のパーツで「制振シート」というがあり、それをシンクの裏に張るという方法でした。
もともと、その「制振シート」は、自動車の社内ノイズを減らすために用いる吸音材の薄いシートです。自動車のドア内部とかに張って共振音を防いだりします。
これは使えるかもと思いつつ、まだ試してはいないのですが、試せるときが来たらぜひ効果を測ってみたいと思います。

(土)

「音の記憶」

みなさん、こうゆうことありますでしょうか?
ある日、布団の中で眠りにつこうといろいろ考えていたとき、昔聞いていた音楽が頭の中で流れ、それと同時にその時の思い出もでてきました。

ある人は胎児の記憶として、お母さんの声や音楽を憶えているというテレビ番組や記事をみたことがありますが、人間の五感のなかの聴覚、記憶というものの潜在能力について改めて認識しました。

よく考えると学生時代の友人や昔仕事をした人の顔を思い浮かべるとその人の声も自然に思い出せることに気がつきます。一昨日食べたものはすぐに忘れるのに一時期長く過ごした記憶は染み付いているのですね。また、その音を他人に伝えられないというのがもどかしいものです。

今の時代、音はパソコン上でデータとして残せて簡単に取り出すことや聞くことが出来ますが、人間の脳に入っている音の記憶は取り出せないのが現実です。いつの日か人間の脳の音の記憶を取り出せる時代が早く来てほしいものです。

(樫)

「音を偽装?する」

トヨタ「プリウス」に代表されるハイブリット自動車。最近の燃料費高騰をうけて法人等の営業車として需要が伸びているそうです。ガソリン代を節約でき、燃費が良いので温暖化防止に役立つ。良いこと尽くめに見えるハイブリット自動車ですが、実は思わぬ盲点があります。

ハイブリット自動車は低速走行時には主に電気モータの力を活用します。電気モータはエンジンに比べるとごく小さな音しか出しません。これを歩行者の立場から考えると、音もなく1tからの鉄の塊が忍び寄って来ることになります。で、車の接近に気づかずに触車事故に至るケースが増えているのだそうです。特に高齢者や視覚障がい者が危険にさらされています。また健常者でも背後から接近されると、通常の車より気付きにくいようです。

ある自動車メーカーでは、電気モータにエンジン音を付加する実験をしているそうです。いわば「音を偽装している」わけです。

この「音の偽装」、実は意外なところで実用化されています。

横浜のある私鉄では一部の車両で駅を発車する時に♪ドレミファソラシド~と音階のような物が聞こえてきます。これは、この車両に搭載されているモータの音を少しでも心地よく(?)感じられる様に、わざと音のピッチを変えているんだそうです。

静か過ぎるが故に、あるいは耳障りであるが故に、本来とは違う音にする。人が聴覚から得ている情報の重要さを認識させてくれる、面白い現象だと思います。

(裕)

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