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2010年1月

「季節の音」

大人になって普段の生活では、職場と家との間の通勤や都会の街並みを歩いていてもめっきり季節の音が感じられなくなったのは気のせいでしょうか?
視覚(息の白さ)や体感(寒さ)でのみ感じているような気がします。

私の子どものころ、冬といえば「雪の降る夜の静けさ」や「朝の霜柱ができた土の上をあるく音」、「雪の上を歩く音」などいろいろあったように思えます。

子どものころに習った「雪やこんこ霰(あられ)やこんこ...」は今の都会の子どもたちは習っているのでしょうか?
(今度、子どもに聞いてみよう! ちなみに、こんこはこんこんで無いらしい)
実際に冬の音というものを感じることなく、音楽として学んでいたら可哀想な気がしました。

ついこの前の大晦日の”ゆく年くる年”を見ていて雪が降る中をお参りに行く人たちの姿を見ていていいなぁと感じてしまいました。(私の場合、家を出ても普段と変わらぬ寒さだけの世界がありました...)

雪よ降ってくれと願うのは私だけでしょうか?

(樫)

「防音、遮音、吸音、防振、制振」

楽器の練習や音声の収録を行う場合に、防音室をよく使います。

「防音」とは、音の漏れを防ぐことですが、「防音」するためには何をしないといけないのでしょうか?

漏れる音には、壁を通りぬけて漏れる音と、壁や床が振動して漏れる音の2種類があります。「防音」をするには、これら2種類の音の漏れを防がないといけません。

(1)壁を通りぬけて漏れる音を防ぐ

壁を通りぬけて漏れる音を防ぐには、「遮音」を行います。

「遮音」とは、音を壁の表面で反射させる、あるいは壁の内部で吸収させて、音を遮ることをいいます。「遮音」するための材料には、コンクリート、鉄板、鉛などがあります。

反射によって「遮音」を行うと、部屋内部の反響が非常に大きくなってしまうため、「吸音」を行って反響を減らします。

「吸音」とは、音を反射せずに吸収してしまうことです。「吸音」するための材料には、グラスウールやロックウールなどがあります。

(2)壁や床が振動して漏れる音を防ぐ

壁や床の振動を防ぐには、「防振」と「制振」があります。

「防振」とは、楽器などの振動を壁や床に伝えないようにすることを言います。
「防振」するための材料には、ゴムマットやフェルトなどがあります。

ただ、100%の「防振」は不可能で、どうしても振動は壁や床に伝わります。
そこで「制振」を行います。「制振」とは、壁などを伝わる振動を短時間に減衰させることをいいます。「制振」するための材料には、鉛シートなどの重量で振動を減衰させるものと、制振シートなどの振動を熱に変換して減衰させるものの2種類があります。

防音、遮音、吸音、・・・、用語を曖昧に使いがちですが、明確に使いたいものです。

(太)

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