« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月

宝石言葉

先日、所用で熊本に行っていました。今年の冬はとても寒く、関東では45年振りの大雪(25cm)を含めて、2月に2回も降りました。寒かったですね…
そんな中、熊本市内の街路樹の下には、パンジーに混じって白い花の日本水仙(すいせん)が、元気よく満開でした。関東の街中では水仙を見る機会があまり無く、新鮮でした。まだまだ寒い冬であっても、こうやって春が来るんだと。

ところで、水仙の「花言葉」はご存じの通り、「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」です。白水仙の英語名は、Narcissus(ナルシサス)。ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスの話から、「ナルシスト」という言葉が生まれるほどの自己愛なんだそうです。
花と同じように、宝石にも「宝石言葉」と言うものがあります。ナルシスト・自己愛で調べてみると、「イエロースピネル(尖晶石)」の言葉だそうです。

花や宝石に意味を持たせるのは、人に送るプレゼントに言外のメッセージを込めたいという気持ち、言葉なのでしょう。「声に出さない声」を昔から伝えるやり方だったのでしょうね。

(鈴)

花粉症

3月も半ばとなり、スギ花粉の飛散も今や本番。多くの方がクシャミや鼻水、鼻づまりなど花粉症の不快な症状に悩まされているのではないでしょうか。かくいう私も数日前に突然それらしき症状があらわれ、発症の気配におびえているところです。

さて、この花粉症対策として薬の服用は別にして、モーツァルトの音楽が効くという話を聞きました。以前からの研究において、音楽には花粉症の症状を和らげる効果があるという報告がされているようですが、中でも、特にモーツァルトの楽曲に含まれている高周波音が副交感神経を刺激して花粉症の症状を緩和したり、出にくくする働きがあるということのようです。音楽による癒し、ヒーリング効果の一つでしょうか。

好きな音楽を聴いてリラックスしたり、波の音や小川のせせらぎを聞いて心を落ち着けたり、音が心理的に心を癒す力をもつことはよく知られています。また胎教のように妊娠中に快い音を聴くことは、赤ちゃんの感性に大きな影響を及ぼすと言われています。
また、ここ数年では、適度な雑音(ノイズ)が逆に集中力を高めたり精神を落ち着かせたりする効果があるともいわれ、仕事中のBGMとして、「カフェの雑音」や「雨+雷音」、「飛行機のエンジン音」など様々な雑音も選択できる時代だそうです。作業効率のアップに、音楽ではなく雑音とは、つくづく多様化の世の中だと感じます。

(模)

卒業式

この間、正月を迎えたと思ったら、もう3月になりました。
3月は年度末ということもあり、日本では区切りとなる月です。
特に学生の方で卒業される方は、4月からは新入生または新社会人になるので、あわただしい時期になるのではないでしょうか。

卒業と言えば、卒業式で歌ったのは「仰げば尊し」という方は中高年以上の方で、今はその時代のヒット曲を歌うことが多くなっているそうです。
私自身、卒業式で「仰げば尊し」を歌った記憶はありません。

日本人の感覚として、卒業式=「仰げば尊し」という歌が思い出されるということがなくなりつつあるのは、何かさみしい気もします。
が、何十年後かには「仰げば尊し」に代わり、卒業式といえばこの歌という新しい定番が出来上がっているのかもしれません。

(加)

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »