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2014年10月

オルゴール

都内散策をしていたら、スイスのREUGEオルゴールに出会いました。
中でも、パッヘルベルの『カノン』72弁のオルゴールは、1/fゆらぎを持ち、究極の癒しと言われているそうです。
聴かせていただいたところ、確かな癒しを実感することが出来ました。

YouTubeなどでもその音色を聴くことが出来ますが、銀座『K.ITOYA』2階では、ディスク型オルゴールとシリンダー型オルゴールを組み合わせた、オルゴールのミニコンサートを定期的に開催されているそうです。
一度聴いてみたいと思っています。

(参考)

  • 1/fゆらぎ
    そよ風・小川のせせらぎ・浜辺に打ち寄せる波の音など、(私たちが心地よいと感じる)自然界の音にみられる強弱やリズムの変動性
  • ディスク型オルゴール
    突起のついた円盤型のディスクを用いて曲をかけるオルゴール
  • シリンダー型オルゴール
    ピンを取り付けた金属の円筒を用いて、ゼンマイにより曲を流すオルゴール

(ま)

低い音の力

高い音と低い音、物理的には周波数が違うだけですが、人間が聞くときにはそれぞれ特徴があります。
ある音が他の音を邪魔して聞こえにくくしたり聞こえなくしたりすることを「マスキング」といいますが、高い音は低い音をあまりマスキングせず、低い音は高い音をマスキングしやすいという特徴があります。
これは人間の聴覚の仕組みからくる現象です。この現象は実生活でも体感できます。

例えば、プライバシーに配慮して人の声を聞こえにくくしたい場合には、人間の声よりも低い音を含む音を流すほうが効果的です。
BGMを流す時も、より低い音を強調したほうが効果的ということになります。

オーケストラの弦楽器の編成は、通常はバイオリンなどの高音楽器ほど人数が多く、コントラバスなどの低音楽器は人数が少なくなっています。
これも、低音の楽器は高音の楽器に比べてマスキングされにくいため、このような人数バランスになっています。高音の楽器は低音の楽器にマスキングされてしまうので、人数を多くしないと聞こえないのです。

つまり、他の音を邪魔したいときや、他の音に邪魔されたくないときには低い音を使えばいいということになります。
低い音のほうがなんだか得な気がしますね。
しかし言い方をかえると迷惑な音ということなので、使い方には気を付けましょう。

(翔)

ウヰスキー

先日からNHKで、ニッカウヰスキーの創業者夫妻をモデルにした朝の連続ドラマが始まりました。
この歴史的仮名遣いの「ヰ」の字を見て、高校の時に国語の先生が、かつては「イ」と「ヰ」は区別して発音されていたという話をしていたのを思い出しました。
調べてみると、奈良時代には、ヰは/wi/、イは/i/ と発音されて区別されていたそうです。(Wikipediaの情報)
英語の発音は[hwiski | wis-]ですので、「ウヰスキー」のほうが英語の発音に近い表記になっていると言えそうです。
ニッカが創業した時代には、既にイとヰの発音は/i/になっていますので、当時の人は「ウヰスキー」でも「ウイスキー」でも同じように発音したはずです。奈良時代の人のほうが、英語の発音は習得しやすかったのかもしれません。

(光)

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