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2015年3月

音の無い『静寂』が人体に与える影響

不快な騒音が心身を疲弊させることはご周知の通りだと思います。航空機の音や工事現場、車の騒音など日常的に溢れている騒音環境下で暮らしている我々は、慢性的にストレスホルモンのレベルが高い傾向にあるそうです。
2011年の世界保健機構(WHO)の発表では、「西ヨーロッパやアメリカには不快な騒音によって健康被害を受けている人がそれぞれ300万人ほどおり、心臓病によって失われた命のうち3000件は過剰な騒音によってもたらされた」と報告をしています。

「音がない状態である『静寂』が人間の体にどのような影響を与えるのか?」ということに注目したある内科医が2006年にHeart Journalで発表した論文によると、「騒音という刺激は精神を一方向に集中させるもので、逆に言えば、刺激がない静寂は精神を深いリラックスした状態にするのかもしれない」との見解を出しています。音楽を聞く状況で、曲と曲との間に空白のインターバルがあると、体は音楽を聞いているときよりもはるかにリラックスした状態にあるということです。

好きな音楽を聞いてリラックスしているつもりでも、体は無意識に音を聞く事に集中して刺激を受け続けているということですね。
なるべく音の聞こえない空間で休む事も大事なのかもしれません。

(理)

氷上の音

少し前に、赤城大沼の氷上でワカサギ釣りをしてきました。昨年の同時期から、息子に頼まれていたことでした。

標高1300mほどの場所にある湖は、分厚い氷に覆われ、その上に雪も積もっている為、湖面と岸の境も分かりません。その分厚い氷に、先端にかき氷器の歯のようなものが付いた大きなドリルでシャリシャリ、ガリガリと音を立てて穴を空けます。
湖上は、風を遮るものが何もない為、テントを張って冷たい強風から身を守ります。他の釣り客から少し離れていたこともあってか、風以外の音はありません。後は、時々息子の発する「釣れねー」という声だけ。ひたすらワカサギを誘っては、竿先の振動に集中し、アタリに待ちます。

釣果はというと、非常に残念な結果でした。

(光)

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