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2015年7月

騒音と気圧と味覚の関係

ドイツのルフトハンザ航空の機内サービスでビールと並んで人気があるのは、意外にもトマトジュースとの事。

コーネル大学食品科学学部チームは、民間航空機に乗った時の聴覚経験を再現し、男性11人と女性37人(18~55歳)の被験者に、甘味、塩味、酸味、苦味とうま味の5つの味覚を代表するサンプル食品を提供して実験。
その結果、騒音を聴いている状態とそうでない状態で味覚の比較をした場合、騒音下の聴覚状態ではうま味を強く感じさせる可能性があることが判明したそうです。
しかしながら、実際の航空機内では気圧の変化で鼻腔を膨張させ、味覚とつながりのある嗅覚を制限してしまい、食べ物の味を感じにくくなるそうです。

結局、音で味覚は強く感じるものの、機内の気圧変化の影響で機内食は美味しく感じられなくなってしまっているという事でしょうか。
だからこそ、刺激のあるトマトジュースが人気になっているのかもしれませんね。

(理)

街の音

引越ししました。
直線距離で言うとたぶん2km以内の引越し移動でした。いままではバス通勤が必要な、ちょっと田舎的なところでしたが、今度は駅に近い場所です。

さて引越し後ですが、今一つ落ち着かないのです。夜も何かしら緊張感を感じていました。新しい環境への高揚感からかなと思いつつ2週間ほど過ごして、気がつきました。周りの音の雰囲気が違うのです。
うるさいというのではなく、人工的な音と、少し低周波的なざわめきを感じる感覚です。もう一つは、今度の場所が丘の中腹で、下から音が上がってくるような肌感覚でした。
自分はそんなに繊細な人間ではないですが、以前の住んでいたところの平常音と違うということを、体が感じてしまったのでしょうか。

さらにその後ですが、今はほとんど緊張感は無くなりました。きっと平常音をリセットできて、今の場所の環境音を、自分の中の雑音レベルに押し込めることができて、この場所に体が合わせられたのでしょう。
まずは新しい街の音に順応できたようです。

梅雨が明けてすっかり夏となり、しばらくはセミの鳴き声で夜がうるさくなりそうです。

(鈴)

睡眠の量と質

サッカー・テニス・ゴルフと海外スポーツのイベントが続いたところに猛暑もやってきて、ここのところ寝不足気味です。
睡眠時間は、何時間眠れば十分かは人それぞれ違うそうですが、私はもともと夜更かしで睡眠時間は短い方です。ただ、あまりTVに熱中しすぎると、その後、寝入るまでが大変になります。やはり寝入りばなが肝心ですね。

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があり、一晩の眠りの中に、それらが交互に現れることはよく知られています。ノンレム睡眠とレム睡眠の1セットでおよそ90分。この90分の1セットが一晩に4回から5回繰り返されるようです。そして、90分のうち、成人では、全体の睡眠時間の75~80%がノンレム睡眠で、残りがレム睡眠だそうです。飲酒やいびきが、これらの正常な繰り返しを阻害し、睡眠の質を低下させることは言うまでもありません。

■ノンレム睡眠 <脳の眠り> ~脳が眠っている状態と考えられている。~

  • 入眠直後にあらわれる
  • 夢はほとんどみない
  • 身体を支える筋肉は働いている
  • 眠りが深くなるにしたがって、呼吸回数・脈拍が少なくなる

■レム睡眠 <身体の眠り> ~目覚めの準備状態で、この時に目覚めると気分がすっきりする。~

  • 眼球がきょろきょろ動く:Rapid Eye Movement(REM)Sleep
  • 身体の力が完全に抜けている
  • 呼吸や脈拍が不規則
  • 夢をみる

深い眠りであるノンレム睡眠を体験することができるのは、大脳が発達した哺乳類と鳥類だけと言われています。大脳が未発達の魚類、両生類、爬虫類などはノンレム睡眠がないそうです。 
そしてほとんどの場合、居眠りはノンレム睡眠だそうです。短時間でも昼寝や居眠りをすると、頭がすっきりするのはノンレム睡眠によって脳が休息できるからとのこと。場所を問わないあの心地良さは、こういう理由だったのですね。

(模)

大きな音

先日、生活雑貨を扱うチェーンストアで買い物をしたのですが、家に帰り商品を袋から出そうとすると、見慣れないプラスチックの箱が巻き付いていました。
よく見ると、万引き防止用のブザーのようです。店員さんが外し忘れたのかな?と思いつつも、店を出られたのだから問題ないだろうと何の気なしに線を切断したところ、ビービーとけたたましい音が鳴り出しました。
音の止め方が判らず、慌てて叩いてみたり、中の基板を取り出そうと蓋を開けようとしたのですが全く手応えが無く、音の大きさに焦る一方でした。
結局バケツに水を入れ、ブザーを水没させることで解決したのですが、音による心理的なプレッシャーに驚かされました。

防犯ブザーについて調べてみると、護身用、盗難防止用など様々な種類が売られていますが、全国防犯協会連合会では音量の推奨基準値は「85デシベル以上」とされており、現在市販されているものの多くは基準値またはそれ以上の音量のものが流通しているそうです。
日常生活における音の大きさの目安(東京環境測定センターのページより)

最近はいたずらや誤報、電子警告音への慣れなどにより、防犯ブザーの効果について懐疑的な意見もあるようですが、犯罪者へ対しての心理的プレッシャーは効果大なのではないでしょうか?

(中)

電車の発車メロディ

首都圏で電車に乗っていると各駅で発車メロディが違うことは、今となってはあまり珍しいことではないと思います。
最近は、JRだけではなく東京メトロ各線でも、全駅ではないようですが、発車メロディを変更しています。

この6月には、銀座線の田原町駅、稲荷町駅、上野広小路駅、末広町駅、神田駅で導入されたとのこと。
神田駅は、神田の地名や下町のお祭りが歌詞に盛り込まれた、美空ひばりさんの「お祭りマンボ」だそうです。

東京メトロでも近い将来、駅周辺、あるいは路線ごとの風情を感じさせる発車メロディが広がっていくのかなぁと感じるニュースでした。

(有)

ラッスンゴレライ

ラッスンゴレライ!フー!
ラッスンゴレライ!フー!
ラッスンゴレライ説明してね

いや ちょっと待てちょっと待てお兄さん
ラッスンゴレライってなんですの?
説明しろと言われましても
意味わからんから出来ませーん(フー!)

ラッスンゴレライ!フー!
ラッスンゴレライ!フー!
楽しい南国、ラッスンゴレライ

このフレーズが頭から離れません。
歌っているのは、「8.6秒バズーカ」
一発屋で1年後には、居なくなっているのでしょうか。

(行)

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