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しんしん

雪がしんしんと降る。 [しんしん-深深-]には、あたりがひっそりと静まりかえっているさま。 という意味があります。

趣味で年間を通して山や海へ行くことが多いのですが、辺り一面雪景色のような雪山へ行くと、周りが静かに感じる事があります。

冬の山ですので鳥のさえずりなど、生き物の気配が感じにくいということはありますが雪があるかないかで印象が異なります。

気になって調べてみると、雪には吸音効果があるそうで、雪の結晶の隙間で音が複雑な反射を繰り返すうちに吸収されてしまう為だそうです。 これは音楽室にあるような丸い穴の空いた壁の板、多孔ボードと同じ原理で吸音しているようです。

雪は音を吸収するため、音が響きにくくなる。 「しんしん」という言葉の背景には、音の吸収という科学が隠されているのです。

ところが雪の日は遠くの音がはっきり聞こえることがあるそうです。 雪で地表が冷やされ、音は温かい空気より冷たい空気に進む性質があるので、通常なら気温の低い上空へ逃げていくはずの音が地表近くの冷たい空気の中を進み続けるからだそうです。

新雪の上を歩いたときの「キュッ」という音とともに、いつもと違う静けさの中、無音という音を感じてみるのはいかがでしょうか。

(雅)

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