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2022年7月

体の異常を知らせる音

先月、趣味の野球でアキレス腱を断裂いたしました。

コロナ禍は自粛していたため、いつも以上に気持ちが入り、
「カン」という打球音とともに、そのボールを追いかけようとした私の左足から
「ボン」と弾ける音がして、そのまま崩れていきました。

アキレス腱を断裂すると「パン」という音が聞こえると言われていますが、
私の場合は「ボン」に近い音でした。

思い返すと、試合前に「ギシギシ」しているような感じはしていたので、
それが腱が張り詰めている状態の音だったのかと思いました。

他にも調べてみると体の異常を音で表現していることがありました。

・腱  → バチッ、パン
・顎  → ガックン
・肺  → ヒューヒュー
・胃  → グルグル
・関節 → ギシギシ
・耳  → キーン

最近では、ウェアラブルデバイスによって運動量、睡眠量など、
行動をモニタリングすることができますが、
さらに、体の内部の音のデータを取得できれば、
客観的に現在の体のコンディションが分かるようになるかもしれません。

これからは、もう少し自分の体の音に耳を傾けていこうと思います。

(口)

音の世代交代

「子供が電話をするマネで遊んでいて、電話を切る時の音の声マネが『ポロン』だった。」

そんな投稿をSNSで最近見ました。
スマートフォンを使ったり、リモート会議などの様子を見て子供が覚えたのだと推測します。
電話を切るという音が受話器を置く「ガチャ」から「ポロン」に変わり、音の世代交代なんだと実感しました。

音ではないですが、電話繋がりで北海道新聞が黒電話マークを廃止したというニュースが最近ありました。
黒電話マークが何のマークか分からない人が増えたことが理由との事です。
(現在は黒電話マークの代わりに「電話」と漢字表記にしているそうです)

スマートフォンの機種によってはまだ黒電話の着信音が設定に残っていたりしますが、この着信音も近いうちに無くなってしまうかもしれません。
普段気が付いていないかもしれませんが、他にも世代交代した音やマークなど色々ありそうですね。

(理)

歌声の裏返り

皆さん、歌は好きですか?

私は朝活やサークルで、参加した仲間と一緒に歌を歌っているのですが、

時々声が裏返ることがあります。

 

司会兼リードボーカルを持ち回りで担当するのですが、

その時に裏返ってしまうと隠すこともできず、恥ずかしく、

ハーモニーを乱してしまったことに申し訳なさを感じます。

裏返る原因を調べてみたところ、以下のようなものがありました。

 

1. 緊張や意識のし過ぎで呼吸が不安定になっている

2. 力んだりして喉が閉まっている

3. 発声するときに体がうまく使えていない

4. 声帯に疲れが溜まっている

5. 声帯を閉じる力が弱い

6. 変声期や喉の異変、病気

7. 喚声点(地声と裏声の変わり目)の切替えが上手くできていない

 

朝起きて間もないことや、緊張など、当てはまる点がいくつかありましたが、

裏返りをなくしていくには、

地声と裏声が混ざった「ミックスボイス」を習得することが近道のようです。

やり方としては、

地声と裏声の分かれ目を知る
必要な筋肉である「甲状披裂筋」と「輪状甲状筋」を鍛える
声量を調節しながら、地声と裏声を混ぜていく

ミックスボイスの練習方法は色々あるようなので、

気になった方は、自分に合った方法を探してみてください。

 

疲れた時は休みつつ、ミックスボイスをマスターして

上手く歌えるようになりたいと思います。

(響)

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